2020-05-17 喘息の薬の使い方 抗炎療法の吸入ステロイドが中心 コントローラー:喘息症状の軽減と消失 レリーバー:短期間で起動収縮改善 気管支喘息発作の治療(救急外来) サルブタモール(ベネトリン®)1回0.5mg+生食2mL ネブライザー20分おきに3吸入 メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール)40mg点滴静注 アスピリン喘息既往:ベタメタゾン(リンデロン®)4mgを1〜2時間かけて点滴静注 酸素投与(SpO2 93〜95%を目指して) 帰宅時の処方例 プレドニゾロン(プレドニン®)25〜40mg(0.5mg/kg/day)内服(3〜7日) コントローラー;フルチカゾン・サルメテロール(アドエア250®)1回1吸入 1日2回 レリーバー:サルブタモール(サルタノール®)屯用 1回2吸入 喘息の長期管理(外来での治療) コントロール良好の定義:直近4週間以内に 日中の症状が週2回以下 喘息症状による夜間覚醒がない レリーバーの使用が週2回以下 活動制限がない コントロール良好状況が3か月維持すれば治療ステップを下げることが可能